作者:鼠色猫/長月達平
あらすじ
突如、コンビニ帰りに異世界へ召喚されたひきこもり学生の菜月昴。知識も技術も武力もコミュ能力もない、ないない尽くしの凡人が、チートボーナスを与えられることもなく放り込まれた異世界で必死こいて生き抜く。彼に与えられたたった一個の祝福は、『死んだら巻き戻ります』という痛みを伴う『死に戻り』のみ! 頼れるもののいない異世界で、いったい彼は何度死に、なにを掴み取るのか。 ※血も死体も出る予定ですが、そんな派手なことにはなりません。 ※当作品は2014年1月24日、MF文庫J様の方から同タイトルで書籍化させていただいております。皆様の応援のおかげです、ありがとうございます。また、WEB版の削除・ダイジェスト化・更新停止といったことは今後も予定されておりません。書籍・WEB共によろしくお願いします。 【祝! アニメ化決定いたしました!】 皆様の応援のおかげです! 今後もよろしくお願いします! ≪アニメ公式サイト≫ http://re-zero-anime.jp/
感想・レビュー
言わずと知れた名作。小説家になろう発とは知らなくてもこの作品は知っているという人も多い。あらすじにはそんな派手なことにはなりませんと書いてあるが、鵜呑みにはしないほうがいい。
主人公:菜月昴が異世界に転移するところから物語は始まる。右も左もわからない中で昴は殺されてしまうが、気づいた時には自分が転移してきた場所に戻っていた。ないない尽くしの凡人が『死に戻り』の力だけ与えられ異世界を生きていく。異世界にて出会う様々な個性的ヒロインやキャラ達。ヒロインを愛し、愛され、死に戻り。自分だけが覚えている、あったはずの世界を失い、絶望と希望の繰り返しに昴はどんな答えに行きつくのか。とりあえず第三章52『ゼロから』まで見てほしい。まじで泣くから。
この作品は複数のヒロインがおり、全員魅力的でファンの中でも推しが別れるが、私の推しはレムである。好きなキャラは『剣鬼』ヴィルヘルム・ヴァン・アストレアと先代『剣聖』テレシアです。自我出してすいません。
読了時間:約13,127分(6,563,006文字)
評価:★★★★★
作者:理不尽な孫の手
あらすじ
34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうやら異世界に転生したらしい。 彼は誓う、今度こそ本気だして後悔しない人生を送ると。 【2015年4月3日23:00 完結しました】 完結後の番外編はこちらで連載中です。 無職転生 - 蛇足編 - http://ncode.syosetu.com/n4251cr/
感想・レビュー
小説家になろう累計ランキングで長い間一位の座を譲らなかった名作。なろうユーザーならまず知っている。『転生したらスライムだった件』(以下転スラ)がアニメ化しついに一位の座を譲った時はある種の感動があった。この作品も転スラに続いてアニメ化している。
異世界に転生する作品は数多いが、この作品は珍しく主人公が生まれてから死ぬまでの人生を描いている。なろう作品ではある種異世界ものの話の流れがテンプレ化しており、メタ的な話ではあるが、作者が書きやすい物語の流れというものがある。しかしそれは主人公の人生の一部分を抜粋して物語にしているためという前提がある。つまり、主人公が生まれてから死ぬまでを書くというのは、とても作者に負担のかかる難易度の高いものなのだ。それを現実世界の世界観を引用できない異世界物で、終始、物語や文章の質を落とさずに完結しているこの作品は、まず読み物としての完成度が高い。
主人公ルーデウスが全身全霊で人生を冒険する。家族愛、友情、ギャグ、下ネタ、戦闘。全てが高水準でまとまっている、異世界物ライトノベルのお手本のような作品。人生を本気で送るとはどういうことなのか。ぜひ読んで確かめてみてほしい。
読了時間:約5,659分(2,829,339文字)
評価:★★★★★
作者:伏瀬
あらすじ
突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!などと言いながらも、日々を楽しくスライムライフ。 出来る事も増えて、下僕も増えて。ゆくゆくは魔王でも目指しちゃおうかな? そんな、どこかずれた天然主人公の異世界スライムライフです。 ※本編完結済み。 番外編は、人によっては蛇足。
感想・レビュー
私を小説家になろうの沼に引きずり込んだ元凶。サラリーマンが異世界にスライムとして転生し、転生の際に与えられたスキルの力でどんどん強くなっていく。この作品の魅力は中二心を刺激するワードセンスと世界観。どんどん強くなっていくテンポの良さ。様々な仲間たちの出会いと勢力の拡大。数多く張られた伏線とそのきれいな回収などだ。
特に私は主人公リムルが自身の勢力で魔物の町を築き上げ、人間の国も巻き込んで発展させていく場面が好きだ。仲間になった魔王や暴風竜ヴェルドラと迷宮を作るところなどはとてもワクワクして読んだ記憶がある。
アニメ化してからの人気は破竹の勢いだ。なろうの異世界テンプレ的小説の金字塔。とても読みやすい文章で、まさにライトノベルの入門にふさわしい作品。迷ったらここから小説家になろうの門をくぐるのをおすすめする。
読了時間:約4,088分(2,043,550文字)
評価:★★★★★
作者:硬梨菜
あらすじ
世に100の神ゲーあれば、世に1000のクソゲーが存在する。 バグ、エラー、テクスチャ崩壊、矛盾シナリオ………大衆に忌避と後悔を刻み込むゲームというカテゴリにおける影。 そんなクソゲーをこよなく愛する少年が、ちょっとしたきっかけから大衆が認めた神ゲーに挑む。 それによって少年を中心にゲームも、リアルも変化し始める。だが少年は今日も神ゲーのスペックに恐れおののく。 「岩にちゃんと当たり判定がある……!!」 週刊少年マガジンでコミカライズが連載中です。
感想・レビュー
小説家になろうでは異世界を物語の舞台とするハイファンタジーものが人気だが、こちらの作品はVRゲームを主とした物語である。VRゲームで有名な作品といえばSAOなどがある。
さて、この物語はクソゲーをこよなく愛する主人公:陽務 楽郎(ひずとめらくろう)が様々なクソゲーをプレイする中で得た技術で、物語の主舞台となるシャングリラ・フロンティアというゲームの世界で活躍し、その影響がリアル生活にも波及していって・・・といった作品である。
この作品の最大の特徴は設定の妥協のなさである。細部まで作りこまれた世界観で、特にゲームの設定に関しては本当に存在するかのような細かさである。ゲーム内の世界の年表、モンスターの生態、武器の説明文、スキルシステムなど細部まで完成されている。何より素晴らしいのがクソゲーという要素をつかみだけでなく、とても上手く絡ませていることだ。小説としての完成度を落とさないまま数多い設定を登場させるのはとても難しいことだ。頑張って考えた設定を読者に押し付けずに、頭を空っぽにしても面白く読める。読んでいるうちいつの間にかシャングリラ・フロンティアの世界に引き込まれてしまう。完成度の高いVRゲームジャンルの小説。ぜひ一度読んでみてほしい。
読了時間:約5,469分(2,734,362文字)
評価:★★★★★