About Sweden

基本情報スウェーデンの基本情報のおさらい

スウェーデンの位置

スウェーデンは北欧スカンジナビア半島に位置します。お隣の国はノルウェーとフィンランド。東側はバルト海、西側は北大西洋を繋ぐ海峡に面しています。

国面積は約45㎢で日本の約1.2倍と、さほど大きさは変わりません。その変わり全人口や約1,000万人で日本よりもかなり少ないです。

スウェーデンでは2009年7月より、スウェーデン語を公用語として定めました。意外にも公用語となったのは最近のことです。移民も多くいるスウェーデンでは、ロマ語やサーミ語などさまざまな言語も飛び交っています。中でもノルウェー語とデンマーク語はスウェーデン語にとても似ていることから、簡単な会話なら意志疎通できるといわれています。

日本人にはなじみの少ないスウェーデン語ですが、第二言語の英語が堪能な人が多いのも特徴。スウェーデン人同士、英語で会話する人も多いです。旅行者にとって、これはありがたいですね。

スウェーデン語
福祉国家

スウェーデンの消費税は25%と、日本と比べると高額です。 これでは家計に負担がかかるのではと思いますが、スウェーデンは福祉国家。 高い消費税を取る分、国民に還元してるんです。

例えば

  • 子どもが16歳になるまで児童手当と両親手当の支給
  • 育児休暇は480日間
  • 出産費用は無料
  • 20歳までは医療費も無料
  • 大学までの学費は無料

など、手厚い保障が約束されています。

全国民が平等に受けられる保障が約束されているので、生活も安定し国民も豊かに暮らしています。

スウェーデンは他国に比べると離婚率が高いことで有名です。 他人の恋愛や結婚に口を出さない国民性も関係しているのかもしれません。 その反面、事実婚も多いのがスウェーデン。 サムポ法」という法律が確立されているので、事実婚でも既婚者同様の扱いがされます。 スウェーデンでは50%もの出産が未婚のままという現実。 サムポ法を使って「お試し期間」を経て、正式に結婚する人も多いんです。

離婚率高いが事実婚も多い

フィーカについてスウェーデン文化を語るのに欠かせない!フィーカについて

早速スウェーデンの文化をご紹介していきますが、まずはスウェーデンのことを語る上で切って離せないフィーカの考えについてご紹介していきます。

フィーカとはコーヒーブレイクのことを言います。しかも一人でするコーヒーブレイクではなく、喫茶店などで家族や恋人、仕事仲間と複数人でするコーヒーブレイクのことを呼びます。

フィーカが大好き

「Ska vi fika?(スカヴィフィーカ?)」これはスウェーデン語で「お茶しない?」という意味で、スウェーデン人は1日に何度もコーヒー休憩をする習慣があります。

ICO(国際コーヒー機関)が2013年度に発表したデータでも、例えば日本の1人あたりの年間コーヒー消費量が3.36kg、またアメリカが4.20kgであったのに対して、スウェーデンは7.31kgと、日本の2倍以上の消費量があり、圧倒的によく飲まれていることがわかります。

フィーカの時間には甘いお菓子が合わされることが定番です。代表的なスウェーデンスイーツの一つがカニエルブッレ(Kanelbulle)というシナモンロールです。実はスウェーデンはシナモンロール発祥の地で、シナモンロールの日(10月4日)があるほど人気です。

他にもパンの中にアーモンドクリームとホイップクリームを挟んだセムラ(Semla)や、フォックラッドボッル (Chokladboll)という、甘さ控えめなチョコボール、ペッパルカーカ(Pepparkaka)というジンジャークッキー等がよく食べられています。

フィーカと合わされるスイーツ
仕事の効率を アップ

スウェーデンでは仕事の合間にもフィーカを挟みます。その時間は大体15分~30分ほどで、そのようにフィーカを仕事中に取り入れることによって、仕事の効率を上げているようです。

スウェーデンの人たちは長時間ダラダラと仕事をするのではなく、適度に休憩をとって集中力を高めているのです。

また、仕事仲間とフィーカを取ることで、仕事上の重要なコミュニケーションツールとしての役割も果たしています。

スウェーデンにはラーゴムという考え方があります。「多すぎず少なすぎず、ちょうど良い」という意味で、適度で節度あることが良いこと、とされています。

仕事中にもフィーカを挟むように、ちょうど良い働き方を体現しているスウェーデン人らしい考え方です。スウェーデン人の生活にはさまざまな場面でこのラーゴムの考え方が散りばめられています。

ちょうど良いこと

性格や国文化スウェーデン人の性格や国文化とは?

個人主義の考え

スウェーデン人の性格で特徴的なのが、その個人主義的な性格の強さです。スウェーデン人は自立心旺盛で、自分の事は自分でする、という人が多いです。

逆にいえば、それだけ人に頼らず自分のことをこなすことが出来る人々なので他人に依存することなく、自分に厳しく真面目で我慢強い性格ともいえます。

そのため人に干渉されることを嫌い、日々の生活の中でもパーソナルスペースは広くとります。列に並ぶ時も可能な限り感覚を広く取って並ぶ、という方が多いようです。

スウェーデンはキリスト教の国ですが、プロテスタントを信教する国民が大半です。プロテスタントはカトリックと異なり、離婚が許されています。

また、スウェーデンでは同性愛カップルが容認されていたり、結婚しないで同居を続けるカップルも多かったりと、恋愛に関して自由なスタイルが許容されています。

そのためその離婚率は高く、約2組に1組、実に47パーセントという離婚率を誇っています。離婚をしても離婚後の社会保障が手強いため、生活しやすいという点も離婚を後押ししているようにも思えます。

高い離婚率
働く女性の多さ

個人主義の強さを表す数字として興味深いのが働く女性の就業率です。OECDの統計データによると、スウェーデンでの女性の就業率は80%を超えています。

また、女性議員の比率も45%となっており、日本の衆議院における女性議員の比率11%を大きく上回っています。

子育ての際の社会保障が充実し、かつ個人主義的な志向が強いため、まだまだ専業主婦家庭も目立つ日本や他の国と比べて男女平等の文化が根付いています。

スウェーデンの文化は一人ひとりが自立して「個」を尊重する文化です。

ただ、スウェーデンという国は特に冬は日照時間が極端に少なく、極寒になる厳しい気候の上で成り立っている国ですので、それを生き抜くために自分や家族だけでなく、地域と社会で協力してお互いを守り合うという文化も強くあります。

特に子供を家族だけでなく社会でサポートする環境が整っています。例えば教育費は無償ですし、公園や幼稚園の数も多いです。子育て家庭に負担にならないような社会作りが国を挙げてなされているのです。

個々を大事

ちょっとした文化旅行前に知りたい!ちょっとしたスウェーデンの文化

英語が達者

スウェーデンの母国語はスウェーデン語ですが、スウェーデン人は英語がとても上手です。英語を母国語としない国民としては、世界の中で英語力ランキングNo.1という結果の統計も出ています。

スウェーデン語と英語は同じ言語グループに属するため、習得がしやすいという点が大きな理由であるようです。スウェーデンではスウェーデン語が出来なくても英語で生活が出来るほど浸透しています。

もはや外国語というよりも第二母国語といっても過言ではないくらいです。

スウェーデン人は真面目な性格をしており、ルールに対して非常に充実です。例えば信号の赤信号等はしっかり待ったり、列があれば例え短い列でもきちんと順序よく並んだりします。

また、それらのルールを守らない人々を非常に嫌います。そういったところは同じく真面目でルールに忠実な日本人とも共通しています。

ルールに忠実
敬語の概念

スウェーデン語には敬語という概念がありません。個人主義や平等社会の文化が出来ているスウェーデンですが、それを形成した要因の一つに敬語が無いという言語的な要因もあるかもしれません。

スウェーデンでは目上の方に対してもファーストネームで呼ぶ等、日本社会ではあまり考えられないような雰囲気になっています。

ただ言語として敬語が無いだけであって、相手に対する敬意は話し方を変えることで表現します。

例えば、普段よりゆっくりと丁寧な言葉を使う、等です。スウェーデンの人々は敬意を態度や雰囲気を変えることで表現しているのです。

スウェーデン人の性格はシャイな側面があると言われています。それもあってか海外では人といる時に沈黙になることが嫌われる国がありますが、スウェーデンはそれが該当しません。

スウェーデンには日本と似ているところがあり、会話の中で以心伝心、意味を察するという文化がありますので、話しながらあえて間を置いてコミュニケーションをすることもしばしばあります。

その中で会話が途切れたとしてもそれを不快に思うことはあまり無いようです。

沈黙を悪としない